TSビル 建設ストーリー

TSビルは4名の土地建物所有者を一つにまとめた再開発プロジェクトです。

縁が有り、真ん中に位置する土地と老ビルを購入し、次に奥の土地と老ビルを購入しました。土地面積約50坪でビルの建替えを計画し、建物を解体し始めたところ、 真ん中のビルと手前2件 のビルが一体の建物であることが判明しました。構造計算設計士に現地確認をさせたところ、当方のビルを解体すると、他の2件のビルも倒壊する可能性が最も高いと判断されました。

そこで、当方は、建物解体を中断し、 2件のビル所有者個々に現状説明させて頂きました。また、その解決策を考えられる限り提案させて頂き、 交渉期間1年半、各々の土地とビルを、 当方で買い取らせて頂くこととなりました。一団の土地と建物を所有し、最計画を練り始めました。

私は、このビルを小田原の会社だけで建築できないか 『小田原職人軍団』 を結成出来ないかと思い立ち計画したところ、それは、思った以上に簡単な事でした。

改めて、小田原の職人の技術の高さに驚きました。小田原でビルを建築すると、ゼネコンが看板を掲げる。しかし、中身は小田原の会社と職人が施工している事実を改めて実感しました。

『小田原職人軍団』 が完成させたビルが、 小田原駅東口に一番近い 『T・Sビル』です。